新緑の季節、草木の芽吹く香りに誘われ、第三回お遍路バッハに行ってきました(*^^)v
(活動の詳細はこちら→お遍路バッハ)
爽やかな風の中清々しい気持ちで歩く予定でしたが、初日からあいにくの雨模様です。
まぁ、雨の遍路も初体験なので、これはこれで楽しみましょうとお気楽なものです(笑)
この日は旧暦で、弘法大師空海が入定された日ということで、なんとなく心情的にも厳かな気持ちです。
そんな日だから雨なのかもなぁと思いながら、赤いカッパで身を包み、AM10:00焼山寺山門から出発。
小雨の12番焼山寺山門 |
こちらも旧暦でバッハの誕生日なのです!!
そして、車で松山を出た辺りでラジオから流れてきたのが、一番札所で演奏したプレリュードという始めから何か良い予感!?←超ポジティブお気楽人間のサガですね(笑)
さてさて、大日寺までは26キロくらい、つべこべ言わず参りましょう(^^)/
焼山寺からの遍路道下り編! |
やわらかな雨のため、木々が喜んでいるようです!
サギ草が満開! |
足元には可憐なスミレも♪ |
山の中の遍路道 |
雨が降っているので山道は危険かなと少し思いましたが、木立の中を歩いたほうが濡れないし、山道のほうが5キロほど短いので、田舎育ちの私は山の中をたったかと進みます。
下り坂だし、自然の道のほうがクッションがあって歩きやすい。
雨でガスってるなぁ(^_^;) |
この先に杖杉庵が見えてきます。(写真が撮れてない・・・(T_T)なぜだ?)
ここは今年話題のうるう年に「逆打ち」をして「弘法大師に出会えた」とされるお遍路の元祖・衛門三郎さんがお大師様に会えて、息絶えたと言われる場所です。
「逆打ち」はご利益3倍!おまけに今年は「甲年のうるう年」!
衛門三郎が弘法大師に会えたのは「甲年のうるう年」という説もあり、2016年は12年に一度の「甲年のうるう年」。ご利益5倍!!
・・・・、とテンションあがりますが、私は「順打ち」です(*^^)v
杖杉庵の横から、山の遍路道に戻ります。
梅林の横を通ります。 |
サワガニ一号 |
10分ほどで左右内(ソウチ)の里に出ました。
ここは「すだち館」という遍路の休憩所があり、通常ですとお茶などをいただけるのですが、この日はあいにくどなたもいらっしゃらなかった・・・。
トイレも綺麗で、この先のことも考えると行っておいたほうがGOODですよ(^^)/
すだち館からすぐの橋から。 川の流れと藤がとても美しい光景。 なべいわ荘付近の遍路道道標 |
またまた10分ほど進むと、山の遍路道への案内が見えてくるので道に迷う心配はなしっ!
雨が強くなってきたので先を急ぎます。
古い石垣が出現 |
山の中を歩くと、五感をフル活用できるのですが、この感覚は私にはとても心地よいです。
おやっ、サワガニ2号 |
3号 |
4号・・・・(^_^;) もうええねん。 |
たまに威嚇する子もいたなぁ。。。(笑)
それにしてもずーっと下り坂ばかりで、さすがに膝が痛みだしました。
できるだけ杉の落ち葉のあるところを選んで歩きます。←少しでもクッション効果を期待して。
杉の落ち葉がありがたい |
歩きだしてからまだ1時間半くらいなのに、膝が痛い・・・・。下り坂。。嫌い。。。(T_T)
金剛杖に時折体重をかけてゆるゆる進みます。
地道はまだいいのですが、アスファルトやコンクリートが一番辛い。玉ヶ峠入口 |
20分で峠に到着!何か写ってる。。。 |
「注意」と言われる赤カッパな私(^_^;) |
ペットボトルに補充して、ごくごく飲んであー美味しい!
しかし、雨足が強くなってきました。
早く山を降りなければと焦ります。でも足痛いしなぁ。。。
真ん中の白い線は雨粒 |
足の痛みはひどくなりますが、まだまだ距離があるので気をつけながら急ぎます。
お、赤カッパが良く分かるところが来ました(笑)
怪しい赤カッパ坊主 |
人里に出たことと、明るい日差しにほっとします。
気が付くとグ~っとお腹が主張してきました・・・(笑)
神山の遍路小屋があるので、そこまで行ってお昼にしよう!
山の斜面からもくもくと蒸気があがってます |
桜の木の下にニンジンが大量廃棄? 何か動物がかじった様子。タヌキか? |
遍路小屋からの景色 トイレもあります! |
今回は道が長いのと悪天候なのでお二人は車遍路です。(前回の事もあるので・・・)
30分ほど休憩して12:40出発。
だから下りのアスファルトは嫌なの~(T_T) |
途中の道に停まっていた軽トラのラジオから、人生相談であろう番組が聞こえてきました。
私も相談したい・・・。足の痛みを取る方法。
遍路小屋から一時間半でやっと鮎喰川が眼下に!
鮎喰川が見えた!イエイ! |
阿野の町の入り口にはこんなかかしが迎えてくれました。
そして、大日寺まで12.5km、半分来たーっ!!!!
夫婦案山子? なごむわぁ。 |
まだまだ元気な道のりです(*^^)v
痛みはあれど、この先何が待っているのか、まだまだ知らないお気楽者です。
後篇につづく
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