2.22.2017

お遍路バッハ ~天への仲介人修行編~ No.23(岩本寺~黒潮町)

2017年2月12日(月) 天気 晴れ(ってか雪残ってるよ~)

2017年に入り初めてのお遍路バッハです!(活動の詳細はこちら→お遍路バッハ
去年の節分から始めた順打ち遍路、一年経ちましたぁ\(^o^)/
そして今回は、土佐「修行の道場」から、やっとこさ伊予「菩提の道場」へ。
6日間歩きますよ~!

それでは第八回お遍路バッハ、はじまりはじまり~(^-^)

真っ青な空の下、9時半に出発です。
今日は前回打ち止めした岩本寺から佐賀温泉のある黒潮町までの10キロ足らずなので、ゆる~くスタートです(笑)

ゆるいスタートの訳はもう一つありまして、、、、実は今回、演奏なしっ!なのです!
一応準備はしてあるのだけど、岩本寺と金剛福寺まで4日もあるので、そんなにピアノを触らないでいきなり弾くのは抵抗あるし、、、、体力ないし、、、高知から愛媛入る長~い道だし。(・・・ほぼ言い訳(^_^;))
で、よっしゃ今回は歩くのに専念しよう!と決めたわけです。
さて、そんなぐーたらは通用するのか!?(笑)

紅梅も満開でお見送り♪

いつもお世話になっている「泥亀BAR マハカーラ」まで、マスター和田さんが迎えに来て下さいますが、今日は愛媛マラソンなので、朝から規制が始まっています。
歩行者も通れなくなるので、その前にマラソンコースになっている道を渡っておかないと(^_^;)

マラソンコースは朝から大変!
ちなみに優勝者はあの川内選手。

というわけで、早めに渡って松山ではスタバより人気(?)の「アマンダカフェ」で朝ごはんにします(^^)/

ここはドーナツがGOOD♪

 10時半。和田さんの車で、JR予土線の駅「務田」まで送って頂きます!

前日の大雪!で一面銀世界!

務田駅も大雪!

ここから11時53分のJRに乗って、岩本寺のある高知県「窪川駅」まで向かいます!
列車に乗ってのんびり、まったり2時間かけて参ります(*^_^*)

お約束の雪だるま写メ♪
和田さんからの贈り物♡

途中のトイレ休憩(?)有
江崎川駅 

ひさひぶり!窪川駅到着\(^o^)/

さぁ、窪川駅から岩本寺へ歩き出しましょう♪
風が冷たいですが、爽やかな気分です! 

電信柱にずーっと梅の枝。
お祭り?

岩本寺さん!

静かに雪の残る境内に入りました。
今年の干支、酉年の守護仏様「不動明王様」にご挨拶して、旅の安全をお願いします。
・・・おっとと。
本堂にアップライトピアノ発見(^_^;)
え?これは、やっぱり弾けということ?

ご本尊様の横にピアノが・・・。
敢えてさけて撮影(笑)

 お大師様に「お寺に居る間に誰かに会ったら弾きます。」と聞いてみて、ご開帳の「矢負い地蔵菩薩」を拝見しに売店のある建物に入っても、誰もいない!
納札も買いたかったけど、呼び鈴もないし、まいっか。

お大師様の笠にも雪が残ってます。

結局、見事に誰にも会わなかったので、弾かなくていいのね~(*^_^*)
で、お寺をあとにします!
さ、遍路道、遍路道♪

岩本寺さんからすぐの水車停。
いもけんぴとかを売ってるお菓子屋さん♪

 ずーっと国道56号沿いを歩きます。

はてしなく続く56号。

おぉっ!この雪だるまは西洋風だ!

延々歩いて、いい加減に飽きてきた国道を、やっと外れるところまで来ました\(^o^)/

ここまでが案外長い・・・。

お大師様と小坊主さんの石像が目印(^^)

遍路道っぽい♪

山の里にへ入っていきます。

民家の横を通るのですが、ここでへぇ~っと思ったことが。
さっきまで子供が遊ぶ声や、大人のおしゃべりの声が聞こえていたのですが、私が金剛杖の鈴を鳴らしながら道に入った途端に、みんなささーーーーっと家の中に入ってしまいました。
でも、視線は感じる・・・(^_^;)
とって食べたりしないよ。。。
よそ者は怖いのかな?
そして、通り過ぎるとまた元通りの声が聞こえてきます。
若干凹むわぁ。

とりあえず先へ。

山へ繋がる道にも雪。
このあたりは案外標高が高いそうです。

山への入り口も雪・雪♪
  
山の中には雪はなし

お、初めて金剛福寺の道標出てきた!

寒桜かな?

強風で竹がぶつかりあう音に
おののきます(><)

山を降りると、民家が見えました。
またシーンなのかなぁと思いつつ降りて行くのですが、いやぁ、これがわかりにくい!
遍路マークも無いので、地図とにらめっこして歩きます(T_T)

ほんとに道があっているのか
不安な影遍路(笑)

右か?左か?

鳶に聞いても知らん顔(笑)

行ったり来たりしながら、無事に56号復帰。
少し歩けば、見えてきました!
今日のお宿「こぶしのさと」さんだぁ!

宿には遍路小屋も。
お大師様の像がむかえてくれます(^^)/

2時間半で到着♪
ここは温泉がいいって聞いていたので、すごく楽しみ。

チェックインの後は、温泉温泉♪
ご飯の後も、温泉温泉♪
寝る前にもう一回、温泉温泉♪
どんだけ入っとんじゃい!で暮れてゆく夜でした。

○今宵のお宿はこちら


「土佐佐賀温泉こぶしのさと」
黒潮町はもと佐賀町ということで佐賀温泉。とろとろのお湯で筋肉疲労や炎症を和らげる効能があるそうです。スタッフのみなさまもとっても気持ちの良い対応をして下さいます。地元の方々にも人気のあるのも良く分かります。お遍路プランで通常よりお安く泊まることができました。朝食が7時15分からと少し遅めですが、朝食なしにすると500円引いてくれるそうです。また25キロ先にあるネストウェストガーデンに泊まると、系列宿だそうで荷物を届けてくれてくれて助かります!さらにネスト宿泊だとワンドリンクサービスです♡ お部屋にはトイレ、洗面所有。洗濯は無料。乾燥は1時間200円。浴衣、タオル、シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー、ハブラシ、エアコン有。
■一泊二食付き おへんろプラン(洋室) 7,700円(税込)

■次回は第八回お遍路バッハ2日目 「こぶしのさと」から「ネストウェストガーデン」までの道。
荷物も軽いし、心も軽いお気楽旅!のはずが!の巻


http://www.himegin.co.jp/
愛媛銀行はお遍路バッハを応援しています!


2.19.2017

上尾 直子お砂踏みコンサートvol.1 後記

お陰さまで1月27日(金)の夜、愛媛県松山市で行われたコンサートは無事に終了しました(^^)/
来て下さったたくさんの皆様には心よりお礼申し上げます。

次回、「お遍路バッハ~上尾直子お砂踏みコンサートvol.2~」は3月17日に開催決定です!
再び皆様にお会いできて、遍路のこととバッハの演奏を楽しんで頂ければ幸いです。

スタジオOWL 
舞台はこんな感じです(*^。^*)
 
映像を見ながらおしゃべり

冗談まじりだけど、まじめにやってます(^^)/
 
アップライト上下ふた全開でバッハの音をお届け♪
 
素敵なお花も頂きました♡
 

2.01.2017

お遍路バッハ ~天への仲介人修行編~ No.22(安和~岩本寺)

2016年11月19日(土) 天気 雨のち晴れ

第七回お遍路バッハ4日目です。(活動の詳細はこちら→お遍路バッハ

雨です(T_T)
土砂降りです・・・。

身支度を整え食堂へ下がっていくと、女将さんがすでに用意をすませて下さっていました。
ここからのルートを国道を行くべきか焼坂の遍路道を行くか考えていると、昨夜は大変な雨の量だったので国道を行ったほうが安心だと教えてくれました。

昨日までのグダグダ遍路気分が吹き飛んでいたので、焼坂峠!と思っていましたが、この雨で通行止めになっていても嫌なので安全第一で国道ルートを行くことに。

出発の際、女将さんからお賽銭にと小銭をお接待で頂きました。
ありがとうございます。
しっかり歩いていきます!

こんなにたくさん!
赤河童久しぶりの登場で、歩き始めます(^^)/
AM.7:00出発。

嫌いなトンネルも
雨の日はありがたい(*^^)v

トンネルを抜けると・・・
なんだありゃ?
 
オブジェだと思ったら、
本物の鶏さん(゜o゜)!
2017年の干支、酉さんが迎えてくれる新しい朝!
昨日までの気持ちがうそのように無くなって、足取りも軽くどんどん歩いていきます。
ほんとにお気楽者ですね・・・(^_^;)

その気持ちと同じように、だんだん空が明るくなってきました。

山は霧。
ところどころに明るい光

通行止めだけど、歩行者はOK(*^^)v

誰もいない田ぼ道

遠くに雲間から光がっ!
田園を抜けると小さな町が現れてきました。
「七子峠」と「添えみみず」の遍路道、分かれ道です。
雨も小降りになってきましたが、迷わず「七子峠」をめざします。
 
小さな橋を渡るか曲がるか。。。

古い道しるべと大きな木
昔の人の目印になっていた木かな。
橋を渡ると商店街が!
中土佐町久礼に入りました(^^)/
しかし、早すぎてどこも開いてない・・・。
雨だしね・・・誰もいないと寂しい感じがしますね。

古い街並みっぽいなぁ。

酒屋さん発見!

おおっ!ここは!
ここ土佐久礼は漫画「土佐の一本釣り」の舞台。
主人公の名前のお酒があるきにー!
西岡酒造さんは、230年の歴史を誇る高知最古の酒蔵だそうですよ♪

商店街を抜けるところに白壁土蔵造りの美術館もありました。

中土佐町立美術館

美術館を過ぎると細い道

カモだ!サギだ!


橋を渡ると・・・。


国道56号へ合流します。
国道へ入ると、七子峠への上り道。
じわりじわりと坂道が登っていきます。

国道からの眺め
ガスってるなぁ・・・。

晴れていたらよい眺望かも。。。

暑いっ!
河童がサウナのように蒸し蒸ししてきます(^_^;)
どこかで脱ぎたいなぁ、もう雨っていうより霧だし・・・。
河童を脱げる場所を探しますが、そこは国道(酷道)・・・。
人が休める場所はありません(T_T)/~~~

秋なのにサウナだぁ!

トンネルで脱ごうかな・・・
あ、、、車来た(T_T)
蒸し蒸しを我慢しながらどんどん登っていきます。

かなり上まできたけと景色わからず(笑)

あの橋も歩いていきます!

娑婆から離れた感じ(^_^;)

幻想的です。
遠くのあの橋も歩いてきました(^^)/

この橋まできたら、峠は間近のはずっ!

登り始めて
1時間半くらい歩いたでしょうか・・・

七子峠到着です\(^o^)/
七子峠。
展望台があったりしましたが、霧でまるで見えず。
ななこ茶屋さん、やはり閉店しているようです。
ちょっと残念ですが、自販機であまーいコーヒーを買って休憩します。

ベンチやトイレもあるのでほっとします。
休んでいると、軽トラで通り過ぎた女性が、わざわざ戻ってきて飴をお接待くださいました!
「頑張ってください。」
少し照れくさそうに差し出してくれた手のひらいっぱいの飴。
ありがとうございます、力になります(*^_^*)

七子峠から遍路道へ入り先へ進みます。
やっぱり国道よりずっと安心して歩ける遍路道。
ストレス無しです(*^^)v
河童も脱いだしね(笑)
雨上がりの遍路道

秋の花

しっとり濡れた道も風情がありますね

小さな滝を過ぎて

熊笹?この辺り良く見かける・・・。

晴れてきた!大権現様!
遍路道を進むと手書きの看板がありました。
この先の遍路道がとても古くて、薬草の遍路道としてお大師様が大切にされたとか。
「遍路道の保存、維持にもっと力を」とありました。

いつもいつも遍路道は本当に整備してくださる方々がいるからこそ、安心して歩かせていただいていると感謝しています。
1200年前から脈々と続く道に、ロマンを感じ、ありがたく通らせていただいています。
ここにも遍路道を心から大切にしていらっしゃる方がいる・・・。
素晴らしい道なのだということを、身をもって感じることができます。

薬草の遍路道の説明
万葉の風情感じる道

木々がとても優しく語りかけてきます
どんな人たちがここを歩いたのかなぁなんて考えていたら道が無い!
フェンスでふさがれて通れないっ!
ちょっと困ってウロウロしていたら、看板に書いてありました(^_^;)
自分で開けるみたいです・・・。
こんなの初めて~!!土地柄ですね。

いろいろ大変なのね(*_*)

フェンスを越えての遍路道

やっと銀杏が色付いてる!
アスファルトの道へ再び戻り、少し行くと大きな椿の木がありました。
「お雪椿」というそうで300年くらいたっているとか。

僧侶と恋仲になったお雪さん。
父親が僧侶を還俗させ結ばれたそうです。
仲睦まじい二人、没後供養として椿を植えたらしいです。

大きいです!すごく!
お雪椿のそばにある六地蔵

晴れ間が見えてきましたが、
風が強くなってきました(^_^;)

「国民休暇県 高知」
なんだそりゃっ!
「国民休暇県 高知」の看板を川沿いに進みます。

遠くに見えるは鉄橋
電車が通るのだ(^^)

青空~(*^^)v

しかし風がすごい!(T_T)
あまりの風の強さ(?)に、トイレ行きたい~(汗)
もう少しで道の駅なのでと思っていたら、Y字路で「旧遍路道こちら」の文字。
「お遍路さんお接待所」なんて書いてあるので、引き込まれるようにその道へ。

ほどなくしてとても素敵な古民家が現れました。
「風自遊庵」。
木々たちが強い風も、そよ風に変えてくれてます(*^_^*)

あの~、こんにちは~。
ちょっとモジモジしながら入っていくと、すでに先にいらしていたお遍路さんとご主人が中庭でお話しています。

「あぁ、いらっしゃい。どうぞどうぞ。」
にこやかに迎え入れて下さるご主人。
あの、、、先にお手洗い貸して下さいm(__)m

ほっとして出てくると(笑)、
「お茶だしますよ、コーヒーとどちらにしましょうか?」
迷わずコーヒーお願いしました(^_^;)

ご主人も遍路をされていたそうで、奥様と少し前に始められたそうです。
残念ながら奥様はご不在でしたが、とてもゆっくりと時間が流れる空間で、ついつい長居をしてしまいそうです。
最長5時間休憩された方もいらっしゃるとか(*^_^*)
わかる~、風にゆれる木の葉の音や、木漏れ日、コーヒーを淹れて下さる良い香り。
いつまでもゆっくり安心できる素敵な所でした。

先客遍路のジャーナリストさんとご主人

素敵な時間をありがとうございました(^^)/
ほっこりした気持ちを現実に戻し、先を急ぎます。
「風自遊庵」から15分ほどで、道の駅「あぐり窪川」へ到着です。

レストランも充実、野菜も充実♪
道の駅をすぎれば、岩本寺まではすぐです。

道の駅を下って、川を渡り

トンネルくぐって。。。
窪川駅近くになると、参道にはお店が並んでいるのですぐにわかります。
PM.14:30。
岩本寺、見えました。

岩本寺の石柱
はい、到着!

岩本寺山門
第三十七番札所 岩本寺
◆奉納曲:フランス組曲 第四番 変ホ長調 メヌエット

昨日お世話になった新荘小学校の子供たちが、こんな遠くにまでお接待に。。。
感慨深く境内へ。


本堂。
ご本尊様は不動明王・聖観世音菩薩
阿弥陀如来・薬師如来・地蔵菩薩
複数のご本尊様がいらっしゃるのはめずらしいですね。
ご真言、、、どうーしたらいいの(^_^;)

本堂の天井画。
なかなか面白いものもあり(*^_^*)

大師堂

観喜天堂
新荘小学校のみんなのことをお話しようとしましたが、ご住職様はお留守でした。
残念。

さて、今回はここで打ち止め。
電車の時間が迫っているので、いそぎ窪川駅へと戻ります。

窪川駅。
ギリギリセーフで乗れました(*^^)v
土佐くろしお鉄道。
乗った途端に宇和島へむかって出発しました(汗)

のんびり四万十川を走ります♪

山間に太陽が沈む準備

誰もいなーい!
貸し切り電車(?)に乗りながら、とっても温かい気持ちに満たされています。
第七回お遍路バッハ、エゴなのかとモヤモヤした気持ちで始まりましたが、今はとても穏やかです。
前回第六回の遍路で、流れに身をまかせ抗わないと言っていたのに、今回そんな言葉はどこへやら。
もがきまくりのお見苦しさで・・・。
自分の弱さを露骨に感じた旅でした。

いままでの順調さを感謝しているのに、原点に戻って突撃アポなしにのぞむ傲慢さ。
どこかで断られない自信があったのでしょう。

「あたりまえ」の反対後は「ありがとう」

高知屋さんでお世話になった時にも思ったこと。
少し前にネットで話題になったこの言葉が頭をよぎります。

「有難う」は有ることが難しいこと。
めったにないこと、奇跡。

せっかく遍路前に演奏場所のご協力を申し出て下さった方々に、なんと失礼なことをして旅立ってしまったことか・・・。
いくら初心に戻らなければと思っていても、それは自分の我でしかなく、まさにそれこそがエゴだったように感じます。
もちろん譲ってはいけない芯は必要ですが、初心に戻るというなら音楽と演奏に向き合う姿勢そのものに、その気持ちを向けるべきなのだと教えられました。

巡航船を降りてから自身の信仰を熱心に語る方に出会い信念(ゆずらない芯)を。
演奏場所を断ってくれた方々と、受け入れてくれた高知屋女将とOさん、そして新荘小学校のみなさんにあたりまえでないことを。
しっかりと教えてもらった大事な道でした。

お大師様の心憎いシナリオの結末はいつも優しい。

そう信じてこれからの「お遍路バッハ」もしっかり続けていこう!
そう、結願に向けて!

ゴトゴトゴトゴト貸し切り鈍行列車が、のんびり愛媛県に入りました。
今回もまた和田さんが駅まで迎えに来てくれます。
あたりまえでないありがとう。。。。

■次回は2017年第一弾!年女が行く!37番岩本寺~40番観自在寺(^^)/

~おまけ(*^_^*)~
遍路が終わって気が抜けて、和田さん、中岡大権現様たちとお肉~♪
呑むぞー!食べるぞー!ですぐ眠くなるのでした・・・(笑)

お二人様、ごちそうさまでした(^^♪


http://www.himegin.co.jp/
愛媛銀行はお遍路バッハを応援しています!